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後悔しないための老人ホーム選び、経験者が重視した5つの条件

高齢になったご家族やご自身が安心して暮らせる場所を探す「老人ホーム選び」。

これは、単なる住まい探しではなく、生活全体を託す大きな決断です。

しかし、いざ探し始めると施設の種類や費用、サービス内容が多岐にわたり、どこを基準に選べば良いのか迷ってしまう方が少なくありません。

さらに、契約後に「もっと比較すればよかった」「別の施設の方が合っていたかも」と後悔するケースも見られます。

この記事では、実際に老人ホームを選んだ経験者が「ここは譲れない」と重視した5つの条件を、具体例とともに解説します。


1. 立地・アクセスの良さ

家族とのつながりを保つために

経験者の多くがまず口を揃えて言うのが「立地の重要性」です。
入居者が元気に暮らすためには、家族や友人との交流が欠かせません。施設が遠すぎると面会の頻度が減り、孤独感や閉塞感につながります。

具体例

  • Aさん(東京都):実家から車で1時間半かかる施設に入居した父親。交通費と時間の負担が大きく、月1回しか面会に行けず、次第に会話が減ってしまった。

  • Bさん(神奈川県):自宅からバスで20分の施設を選び、週2回の面会を継続。母親は「孫がよく来てくれる」と笑顔が増えた。

ポイント

  • 自宅から片道30分以内が理想

  • 車だけでなく公共交通でも行ける場所

  • 周辺に病院や商店がある地域だと安心


2. 提供される介護・医療体制

将来の変化に柔軟に対応できるか

入居時は元気でも、数年後には介護度が上がる可能性があります。そこで重要なのが、施設がどこまで医療・介護に対応できるかです。

チェック例

  • 夜間もスタッフが常駐しているか

  • 看護師の配置や医療機関との提携有無

  • インスリン注射や胃ろうなどの医療行為が可能か

  • 認知症ケアの経験が豊富か

具体的なケース

  • Cさん(千葉県):母親が軽度認知症で入居。当初は自立生活だったが、3年後に要介護3に。医療対応が充実していたため転居せずに最後まで暮らせた。

  • Dさん(神奈川県):父親の施設は医療行為に対応できず、入居2年目で転居を余儀なくされた。引っ越しによる心身の負担が大きかった。


3. 費用の明確さと総額の把握

入居金・月額だけでは不十分

パンフレットには「月額○万円」と書かれていても、実際には追加費用がかかる場合があります。

よくある追加費用例

  • オムツ・消耗品代(月5,000〜10,000円)

  • 医療機関受診時の付き添い(1回3,000円〜)

  • 理美容サービス(カット1,500〜3,000円)

  • レクリエーション参加費(材料費や外出費)

実例

  • Eさん(神奈川県):月額15万円と聞いて契約。しかし、医療費や消耗品、外出費などが重なり、実際には毎月20万円近くかかった。

  • Fさん(千葉県):契約前に「追加費用の内訳」を書面で確認。想定外の出費がなく安心して暮らせている。


4. 生活環境と居室の快適さ

日々の暮らしやすさは生活の質を左右する

施設の雰囲気や部屋の条件は、長期的な生活満足度に直結します。

見学時に確認すること

  • 居室の広さや窓の位置(日当たり・風通し)

  • 共用スペースの清潔感や匂い

  • 食事の内容や味(可能なら試食)

  • 入浴回数や入浴方法(個浴・機械浴)

体験談

  • Gさん(東京都):母親は日当たりの悪い部屋に入居後、気分が落ち込みがちに。半年後、南向きの部屋に移ってからは活動的になった。

  • Hさん(神奈川県):見学時にスタッフが入居者と自然に談笑しており、「ここなら安心」と感じて決めた。


5. スタッフの対応と雰囲気

人柄とコミュニケーション力が鍵

どれほど設備が整っていても、日々接するスタッフとの関係が悪ければ安心して暮らせません。

見るべきポイント

  • 入居者への声かけの仕方

  • スタッフの表情や雰囲気

  • 家族への報告の頻度と内容

  • スタッフの定着率(離職率が高いと要注意)

具体例

  • Iさん(神奈川県):見学時に新人スタッフが入居者に優しく声をかけている様子を見て感動。その後も変わらず温かい対応で安心。

  • Jさん(千葉県):スタッフの入れ替わりが多く、ケアの質にばらつきがあった。契約前に定着率を確認すべきだったと後悔。


まとめ:優先順位を決めて見学・比較を

老人ホーム選びで後悔しないためには、今回紹介した5つの条件を基準に自分や家族の優先順位を整理することが大切です。
例えば「立地を最優先する」「医療体制を重視する」など、条件によって選ぶ施設は大きく変わります。

見学時のおすすめ質問

  • 「夜間の緊急対応はどうなっていますか?」

  • 「追加費用はどのくらい発生しますか?」

  • 「スタッフの平均勤続年数は?」

複数施設を比較し、「ここなら安心して長く暮らせる」と心から思える場所を見つけましょう。

当社では、お元気なうちから老後の心配事まで、様々なサポート事業を行っています。

施設紹介をして終わりではなく、ご相談者様にずっと寄り添ってサポートいたします。

高齢者施設探しや介護に関するご相談は、ぜひ弊社にお任せください。

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