「老人ホームの入居を検討したいけれど、いったい誰に相談したらよいの?」と出だしから二の足を踏んでしまう方も多いのではないでしょうか。今回は老人ホームを探せる相談窓口についてお伝えします。
相談できる窓口は主に以下の4つです。
- インターネットポータルサイト
- 老人ホーム紹介センター
- 地域包括支援センター
- ケアマネージャー
1.インターネットポータルサイト
全国の老人ホームの情報が載った検索サイトがあるので、施設情報を調べる事ができます。
相談員と電話やチャットで相談ができたり、施設の比較機能があるサイトもあるので、大変便利です。
2.老人ホーム紹介センター
電話は、もちろんのこと、対面で細々な相談をする事ができます。入居の条件やお身体の状況は人それぞれなので
じっくりと話を聞いてもらいたい方向きかもしれません。また施設の見学予約や同行も一緒にしてもらえるので
安心です。施設見学の際には、弊社のように老人ホームの入居相談だけでなく、終活全般の相談も承っている紹介センターもあります。
是非活用してみてください。
3.地域包括支援センター
地域包括支援センターは市町村が設置主体となっているので、みなさんのお住いの近くにも設置されているはずです。
介護・医療・健康・福祉に関する高齢者に関する総合支援窓口です。65歳以上の高齢者と高齢者に関わる人であれば、
どなたでもご利用できます。
支援センターには主任介護支援専門員や保健師、社会福祉士の資格を持つ専門スタッフが常駐しており、
それぞれの専門性を活かし、連携を図りながら高齢者を支援していくサポート機関です。
要介護認定を受けていない方やそのご家族は、まずは地域包括支援センターに相談することもおすすめします。
4.ケアマネージャー
要介護認定を受けた人が適切な介護サービスを利用する為に「介護サービス計画書(ケアプラン)」を作成し、市区町村や実際に介護サービスを提供する事業者との連絡や調整を行い、個々の利用者に応じた介護サービス全体をマネージメントする人のことを言います。「介護支援専門員」ともいいます。ケアマネージャーは介護・医療・福祉に関する国家資格保有者としての実務経験が5年以上かつ900日以上ないと受験資格が得られない専門職です。介護に関するサービスを利用するにはなくてはならない存在です。
ではケアマネージャーをどこで見つけたらよいか。それはお住いの市区町村にある介護保険課、地域包括支援センターに行って相談するとよいでしょう。そこで直接ケアマネージャーを紹介してもらえる場合もあります。
ご自身で選びたい場合は、居宅介護支援事業所リストやハートページをもらえるので直接連絡を取って決める事もできます。
ケアマネージャー選びの際は、その人の経験や能力、そして相性よく付き合っていけるかを確認する事が大切です。
老人ホーム選びの一歩が肝心です。ご自身だけではなくご家族と相談の上、上手に進めていきましょう。