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プロが教える!老人ホーム見学で確認すべき5つのチェックポイント

老人ホームの見学は、入居後の生活を左右する大切なステップです。
パンフレットやホームページだけでは分からない「実際の雰囲気」や「スタッフの対応」などを確かめることで、後悔のない選択につながります。

この記事では、老人ホーム紹介のプロが、見学時に必ず確認しておくべき5つのチェックポイントを分かりやすく解説します。


1.施設の「雰囲気」と「清潔感」をチェック

見学で最初に注目したいのが、施設全体の雰囲気や清潔さです。
建物の新しさよりも、「日々の手入れが行き届いているか」「入居者が穏やかに過ごしているか」が重要です。

チェックのポイント

  • 玄関や共用スペースが清潔に保たれているか

  • におい(消臭剤や排泄臭など)が気にならないか

  • 掃除道具が放置されていないか

  • 入居者の表情や会話の様子が明るいか

たとえば、床がベタついていたり、ゴミが目につくような施設は、衛生管理やスタッフの意識にも影響している可能性があります。
また、明るく挨拶してくれる入居者や職員が多い施設は、環境が良好なサインです。


2.スタッフの対応とコミュニケーション力を見る

老人ホーム選びで最も大切とも言われるのが、スタッフの対応力と人柄です。
介護サービスの質は、職員一人ひとりの姿勢によって大きく変わります。

見るべきポイント

  • 見学者や入居者への挨拶・言葉遣いは丁寧か

  • 入居者とスタッフの会話が自然か

  • 困っている入居者への声かけがスムーズか

  • 質問に対して誠実に答えてくれるか

見学中に、スタッフ同士や入居者とのやりとりをよく観察してみましょう。
たとえば、「〇〇さん、今日はお元気そうですね」といった声かけがある施設は、人間関係が温かく、日々のケアも丁寧な傾向があります。

また、質問に対して即答できない場合でも、誠実に確認を取ってくれるスタッフは信頼できます。
逆に、曖昧な回答や説明不足が目立つ場合は、運営体制を見直す必要があるかもしれません。


3.居室と共有スペースの「使いやすさ」を確認

次にチェックしたいのが、居室や共有スペースの環境です。
ここは実際に入居者が長時間過ごす場所なので、快適さや安全性が非常に重要です。

確認すべきポイント

  • 居室の広さや日当たり、換気は十分か

  • ベッドや収納スペースの配置が使いやすいか

  • 手すりや段差などのバリアフリー設計が整っているか

  • トイレや浴室が清潔で使いやすいか

また、共有スペース(食堂・談話室など)が狭すぎないか、車椅子での移動がしやすいかも要チェックです。
最近では、カフェのような共有スペースを設けている施設や、趣味活動を楽しめる多目的室を備えたホームも増えています。

さらに、見学時に「自分の親がここで生活したらどう感じるか」をイメージしてみると、より現実的に判断できます。


4.提供されるサービスと医療体制を確認

施設の設備だけでなく、どんなサービスや医療サポートが受けられるかも重要な判断基準です。

サービス内容のチェックポイント

  • 介護職員の配置人数(夜間体制も含む)

  • 食事の提供回数・内容(栄養バランス、刻み食対応など)

  • 入浴介助や機械浴の有無

  • 機能訓練(リハビリ)やレクリエーションの内容

医療面では、次の点も確認しましょう。

  • 提携している医療機関の種類(内科、歯科、精神科など)

  • 医師・看護師の常勤/非常勤体制

  • 緊急時の対応手順(救急搬送など)

たとえば、持病がある方やインスリン注射が必要な方の場合、医療連携が強い施設を選ぶことが大切です。
一方で、比較的元気な方なら、レクリエーションが充実している施設を選ぶことで、生活の楽しみが増えるでしょう。


5.費用と契約内容をしっかり理解する

最後に、忘れてはいけないのが費用と契約内容の確認です。
料金体系は施設によって大きく異なり、「思っていたより高かった」「追加費用が多い」といったトラブルも少なくありません。

チェックすべき項目

  • 入居金の有無と金額

  • 月額費用の内訳(家賃・食費・管理費・介護サービス費など)

  • 介護度が変化した場合の費用

  • 退去時の精算ルール

特に注意したいのが「追加費用」。
たとえば、おむつ代や医療対応費、個別サービス(買い物代行・付き添いなど)が別料金になるケースがあります。

見学時には、パンフレットや見積書をもらい、「何が含まれていて何が別料金なのか」を明確に確認しておきましょう。
不明点をそのままにせず、担当者に具体的に聞くことが後悔しない施設選びの第一歩です。


【見学時の持ち物と準備】

実際に見学に行く際は、次のような準備をしておくとスムーズです。

  • メモ帳・ペン(気づいた点を記録)

  • パンフレットを入れるファイル

  • チェックリスト(比較用に複数施設を訪問する場合)

  • 家族で共有する質問リスト

また、可能であれば家族や本人も一緒に見学することをおすすめします。
「スタッフの話を聞く側」と「実際に生活する本人」では感じ方が違うため、複数の視点で確認することが大切です。


実際の見学体験談(例)

父の入居先を探すために3か所の施設を見学しました。
どこもきれいでしたが、スタッフの対応や入居者の表情が全く違いました。
最終的に、入居者同士が笑顔で会話していた施設に決めて本当に良かったと思っています。

見学前は費用ばかり気にしていましたが、スタッフさんの説明で「生活の質」が大切だと気づきました。
今では父も穏やかに過ごせており、家族全員が安心しています。

このように、見学を重ねることで比較の目が養われ、自分たちに合った施設を選びやすくなります。


まとめ:見学は「入居後の生活」をイメージする時間

老人ホームの見学では、「施設を見に行く」というよりも、
「ここで暮らしたらどう感じるか」を確かめる意識が大切です。

清潔さやスタッフの対応、居室の快適さ、費用の透明性など、
一つひとつのポイントを丁寧に見ていくことで、入居後の満足度が大きく変わります。

分からないことや不安があれば、遠慮せず質問してみましょう。
誠実に対応してくれる施設ほど、入居後のサポートも安心できます。


弊社のご案内

当社 タイヘイファミリーサポート株式会社 では、
お元気なうちから、老後の心配ごとまで幅広くサポートしております。

ただ施設を紹介して終わりではなく、ご相談者様にずっと寄り添い続ける支援を大切にしています。
「まだ早いかな?」と思う段階でもお気軽にご相談ください。

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